教育研修

今こそNo.2の強化を!

右上がりの経済成長が終息し、久しく成長率が鈍化傾向を示している今日、企業によりスリムで効率のよい、足腰の強い経営が今ほど求められる時代はありません。
そしてこれを実現させていくカギの一つは『後継者』にあります。

『後継者』の経営に対する考え方、及び具体的な経営戦略や方針の明確化、更にはその実践ノウハウの習得こそが、組織を活性化していく上で、又全社員がやる気を持って働ける職場環境を実現していくためにも極めて肝要なことではないでしょうか。

社員のやる気を引き出すキーパーソンは『後継者』であり、その『後継者』が管理者と一体となり、部下の適性や能力を十分に把握し、どう活用できるのかが部下のやる気や能力を伸ばし、ひいては会社の業績に大きな影響を及ぼすことになります。

こうした役割を担える後継者を育てるには、今までの経験や勘だけに頼る事でなく、科学的な管理手法や育成方法を身につけることが急務であります。そして今こそどのような役割や心構えで、経営者の最も近い代理人として何を習得し、実践し、かつ成果を挙げなければならないのかを学習することが大切となります。

研修内容の一例

(1)企業における後継者の立場とは

企業における後継者の立場を十分理解した上で、社内外に与える影響やNo.2として自分が今やらなければならない事、又中長期にわたってやらなければならない事を履修します。

(2)経営理念、経営方針、経営計画のつくり方

経営理念、経営方針とは何か。又経営計画が何故必要なのか。
現在職場にある理念・方針・計画を検証すると同時に、未作成の企業には具体的な作り方や社員への共有の仕方を履修します。

(3)あなたの企業における後継者の役割

No.2としての役割とは何か。
単に経営者の補佐としてだけでなく、企業の経営目標を達成するために人・物・金などのあらゆる経営資源を経済的・効果的・効率的に活用するためのノウハウを履修します。

(4)利益を上げる集団にしていくため、あなたの企業がまずやらなくてはならない事とは

企業の最大の目標は利益の追求です。
その利益を追求するために経営者やNo.2だけが奮い立つのではなく、全社員を巻き込んでいかに利益追求型の企業をつくるかを考え、またその時、No.2としてしなければならないことは何かを考えます。

(5)決算書の読み方・使い方

経営を担う者としては当然、自社の経営がどういう状態なのか客観的に把握しておかなければなりません。
そこで決算書の数字の意味やどういうポイントで決算書を見ればよいのか、経営にどう活かせばいいのかについて履修します。

(6)仕事の管理の基本と業務における具対的な仕事の管理とは

仕事の管理はNo.2としての役割の1つです。
管理の徹底は、職場環境を良くする効果が大きいです。
この管理ノウハウを各企業の実態に合わせて実践することを履修します。

(7)「カイゼン」「改革」を企業の中に風土として育てていくには

「カイゼン」は企業の命です。
多くの日本企業の繁栄は「カイゼン」の芽を育てる環境づくりをしたからに他なりません。そして、そのことこそ企業の大きな底力となります。
ここでは「カイゼン」ストーリーを学ぶだけでなく、No.2として どうすれば「カイゼン」環境を醸成できるかを履修します。

(8)上手な部下の育て方

どの企業も悩みの一つに「上手な部下の育て方」があるのではないでしょうか。
「教育に王道なし」のことわざ通り、手法よりも結果として教育効果が表れなければ何の意味もありません。
あらゆる教育手法を模索して、部下を育てる事がいかに大切かを理解し、具体的実践方法を履修します。

(9)職場のより良い人間関係と豊かなコミュニケーションづくり

ヤル気の源は職場のより良い人間関係であると言われています。しかし、どの職場にも多かれ少なかれこの人間関係の問題があると思います。
豊かなコミュニケーションを通して、いかに良好な人間関係づくりをするのか。又、悪くならない人間関係とは何かを履修します。

(10)総括

研修へのおもい

豊富な教育体験をもとに、より実践的な研修を目指します。
そしてこの機会を通してNo.2としての考え方や心構え、ノウハウを習得してもらうだけでなく講師と受講生、又受講生同士の絆を強くし、今後の心の糧にしていただき、業種や立場、更には環境の違いを超えて、お互いに良きライバルとして成長されることを期待しています。

 

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